2024年 初稽古

1月6日土曜日、東京道場では2024年の初稽古が行われました。今年も皆であつまり、こうして初稽古を迎えられたことを大変嬉しく思います。

昨年を振り返ると、道場を長きにわたって支えてくださった琉球古武道賢亮流協会会長の与那嶺幸助先生、また、五段・師範である佐竹誠二さんが旅立たれ、悔しさと信じられない思いでいっぱいでした。しかしながら、このような中でも、稽古に邁進し続けることができたのは、変わらずに鍛錬に励む道場生、また、支えてくださる多くの皆さんのお力添えがあってこそだと実感しています。

2024年は「甲辰(きのえたつ)」。木が真っ直ぐに伸びていく様と、龍が天高く昇る様から、これまでの努力が実って夢が叶いやすくなる年と言われています。活気と勢いに満ち溢れた昇り龍のように、新しいことにどんどんチャレンジする一年となることを願い、新年の挨拶にかえさせて頂きます。引き続き、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

最後に、年始に起きましたこの度の震災に対し、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈りしております。

道場主 新垣昭善