東京支部道場で長きにわたり、琉球古武道の研鑽を積まれてきた佐竹誠二さんが、2023年11月19日に永眠されました。生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。なお、通夜および葬儀は近親者を中心に執り行われ、訃報のご連絡も法要後とさせていただきました。
記
故人氏名:佐竹誠二(さたけ せいじ)
享年:68歳
(参考)
佐竹誠二
2012年5月13日に琉球古武道賢亮流協会東京支部道場に入門。青年期に単身ニューヨークに渡り、幅広い人生経験を積む。海外生活は長く、語学も堪能。また、ニューヨークの極真会館岸道場で稽古に励み、空手道にも精通。帰国後は、建築や塗装工事を手がける叔父の会社を継承し、代表取締役社長として活躍。
【道場主 新垣昭善】
ともに汗を流してきた佐竹誠二さんの訃報を聞いたときは言葉にならない思いでした。過去にも難しい病を抱えながら、強い精神力と根気強さで克服し、その度に、人生を生き抜く強さを学んできました。
道場の外では信頼できる人生の先輩・友人として、その優しさに私自身、幾度となく助けてもらい、稽古の場では、新しく入門してきた道場生に対して、厳しくも温かい目で熱心に指導をしてくださり、東京道場の太い柱として私をサポートしてくれました。
まだまだこれからも、一緒に稽古に励むと思っていただけに無念でなりません。最後まで気丈に振る舞う姿に、本当に勇気づけられました。佐竹さんの東京道場への多大な貢献と功績に心から感謝し、ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。